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560億ドルのビットコイン帝国を持つStrategyのS&P 500参入がウォール街によって阻止されている理由

CryptoSlate
Strategyは560億ドルのビットコインを保有しているにもかかわらず、その収益の変動性がS&P 500の要件を満たさず、参入が阻止されています。

概要

Strategy社(旧MicroStrategy)は、210億ドルの証券発行を通じて560億ドルのビットコイン準備金を蓄積しましたが、これにより大幅な株主希薄化を招きました。この戦略により、同社はビットコイン価格の動きとほぼ完全に連動するようになり、その資金調達モデルとボラティリティに対する懸念から、機関投資家がエクスポージャーを減らしたため、株価は高値から68%下落しました。

Strategy社はFidelity Digital AssetsにBTCを移管してカストディを多様化し、貸し手を満足させていますが、この変更は、小売トレーダーが頼りにしていたオンチェーンの透明性を低下させました。経営陣は、不利な価格シナリオでも十分な資産カバレッジを示すことで債権者を安心させるため、独自の「ビットコイン(BTC)レーティング」指標を導入しました。しかし、この指標は株主が直面する希薄化や収益の変動性に対処するものではありません。

時価総額と流動性の閾値は満たしているものの、S&P 500への組み入れを阻む主な障壁は、指数が要求する4四半期連続の黒字決算です。Strategy社の利益はビットコイン価格の変動に機械的に連動しているため、S&Pの会計フレームワーク下では収益が変動しすぎ、結果として指数への組み入れが妨げられ、本来得られたはずのパッシブ需要を失っています。

(出典:CryptoSlate)