MSCIの近視眼的な方針転換はビットコイン財務保有企業を特定し、ベンチマークの中立性を損なう
概要
MSCIは、資産の50%以上をビットコインなどのデジタル資産で保有する上場企業を、2026年2月施行予定のグローバル株式指数から除外するかどうかを諮問しています。これには、Strategy(旧MicroStrategy)やAmerican Bitcoin Corp (ABTC) など、ビットコインを財務準備金として保有する正当な事業体が影響を受けます。
記事は、Strategyから予測される28億ドルのパッシブ資金流出といった懸念は、同社の取引量が多いため誇張されており、真の危険は、財務資産構成に基づいて指数適格性を決定するという政治的な先例を作ることだと主張しています。さらに、この提案は、MSCI自身の貸借対照表と矛盾しています。MSCI自身は、流動性の低い無形資産を大量に保有しているにもかかわらず、より流動性が高く透明性の高い資産であるビットコインを保有する企業を罰しようとしています。
この動きは、ベンチマークの核となる原則に違反しています。中立性(ビットコインが唯一の対象資産であるため)、代表性(企業情勢の全体像を歪めるため)、安定性(通常のボラティリティを持つ資産に結びついた不安定な50%のクリフエフェクトを生むため)です。記事では、開示の強化やサブセクター分類などの代替案を提案しています。最終的に、これらの企業を除外することは世界的な競争力を損ない、指数の構築を政治化する危険な先例を作るため、MSCIに提案の撤回を求めています。
(出典:Bitcoin Magazine)