Glassnodeの調査によると、東京のHyperliquidトレーダーは200ミリ秒の優位性を得ている
概要
Glassnodeによる新たな調査によると、分散型であるはずのHyperliquidにおいても、インフラストラクチャに近いトレーダーが明確な速度の優位性を享受しており、特に東京のトレーダーが顕著です。Hyperliquidの24のバリデーターは、Amazon Web Services(AWS)のap-northeast-1リージョンである東京にクラスター化されており、これにより東京拠点のユーザーからの取引はわずか2〜3ミリ秒でプロトコルに到達しますが、ヨーロッパのユーザーは200ミリ秒以上の遅延に直面します。この地理的な集中は、より良いポジションと高い約定確率を確保できる実行上の非対称性をもたらし、約1秒の約定で約200ミリ秒の優位性となります。これは、この時間順序付けられたシステムにおいて、分散化と平等な参加の間に内在する緊張関係を浮き彫りにしています。東京は、アジアの取引フローへの近接性と日本の規制の枠組みに引き寄せられ、BinanceやKuCoinなどの取引所もインフラを展開する暗号資産インフラの重力中心となっています。伝統的な金融市場とは異なり、ケーブル長をナノ秒単位で均一化するような地理的優位性を無効化する仕組みが分散型市場には存在せず、ウォール街で起こったレイテンシの軍拡競争が分散型金融(DeFi)にも到来し、それが東京を経由していることを示唆しています。
(出典:CoinDesk)