todayonchain.com

なぜビットコインETFは数十億ドルを失う一方で、金は5590億ドルの需要で53の史上最高値を更新するのか

CryptoSlate
2025年に金への需要は記録的な5550億ドルに達しましたが、2026年初頭の米国現物ビットコインETFからは大幅な純流出が見られました。

概要

2025年、金への需要は記録的な5550億ドルに達し、特に現物裏付け型ETFへの流入により、ETF保有高は過去最高の4,025トンに増加しました。これは、通貨の安定性と主権債務への懸念を背景に、金が戦略的担保として再評価されていることを示しています。これとは対照的に、米国現物ビットコインETFは2026年1月に19億ドル超の純流出を記録し、資本が金への代替としてではなく、ビットコインから流出していることを示唆しています。

ビットコイン支持者は、ビットコインも同じ切り下げヘッジ機能を持つと主張していますが、ETFのフローデータはこれと一致していません。金のETF資産運用残高のわずか1%の資金移動(56億ドル)でもビットコインの限界需要に大きな影響を与える可能性があります。しかし、1月30日の流動性ショックの際、金が下落したのに対し、ビットコインは法定通貨切り下げに対する保険というよりも、流動性引き締めに敏感なリスク資産として振る舞いました。

ビットコインが選好されるためには、持続的な現物ETF流入と、流動性ショック時のレバレッジの増幅の減少が必要です。現在の動向は、投資家がビットコインを投機的なベータ・スリーブと見なしていることを示唆しています。今後のフローを決定づけるのは、ドルと実質金利の期待であり、それが伝統的な安全資産とビットコインのどちらに資本が向かうかを明らかにします。

(出典:CryptoSlate)