米国、イラン関連の問題を巡り英国の暗号資産取引所を制裁
概要
米国財務省の外国資産管理室(OFAC)は、イランのイスラム革命防衛隊(IRGC)に関連する取引を処理したとして、英国に登録された2つの暗号資産取引所、Zedcex Exchange Ltd.とZedxion Exchange Ltd.をブラックリストに載せました。これは、イラン関連の金融措置の下で暗号資産プラットフォーム全体が制裁される初の事例となります。これらの取引所は、主にTronネットワーク上のTether(USDT)を利用して、IRGC関連の取引を約10億ドル処理したとされています。これらの取引所は、2024年に死刑判決が減刑された後、イラン政権のために資金洗浄を再開したとされるイランのビジネスマン、Babak Morteza Zanjaniと関連があると報じられています。この制裁は、制裁回避やテロ資金供与に使用される体系的な金融ネットワークを破壊するために、個々のウォレットではなくプラットフォーム全体を標的とするという、米国の執行戦略における歴史的な転換を示しています。当局は、管轄外で運営される取引所であっても、制裁対象国家や団体への不正な資金の流れを助長する場合には免れないことを強調しています。
(出典:BeInCrypto)