企業の浸食がイーサリアムの精神を腐敗させる可能性、開発者が警告
概要
イーサリアムのコア開発者である Federico Carrone 氏は、ベンチャーキャピタル企業 Paradigm がネットワークに及ぼす影響力の増大が、イーサリアムエコシステムにとって重大な「テールリスク」になると懸念を表明しました。Paradigm がコミュニティに価値ある貢献をしていることを認めつつも、利益主導型のベンチャーファンドが過度な影響力を持つことで、価値観の不一致が生じ、プロジェクトが哲学的・政治的基盤から逸脱し、企業インセンティブに傾くことを懸念しています。彼は、Paradigm が主要な研究者を雇用し、重要なオープンソースライブラリに資金を提供している点を特に指摘し、企業が管理する決済特化のレイヤー1ブロックチェーンである Tempo のインキュベーションと対比させました。Carrone 氏は、イーサリアムはいかなるファンドに対しても技術的な深い依存関係を築くことに極めて慎重になるべきだと主張しています。なぜなら、企業の可視性と影響力が増すと、優先事項がコミュニティの長期的なビジョンから逸脱し始めるからです。
(出典:Cointelegraph)