$1.75兆ドル規模のSpaceX IPO、イーロン・マスクを単一障害点となる創業者リスクに固定
概要
SpaceXのIPO目論見書は、イーロン・マスク氏が超議決権株式を通じて83.8%の議決権を保有し、自身のリーダーシップからの解任を可能にする唯一の個人となる、独自のガバナンス構造を強調しています。この取り決めは重大なリスク要因として指摘されており、提出書類はマスク氏の辞任が、特にテスラやXなどの他の事業との兼務を考慮すると、会社にとって存続に関わるものとなる可能性があると警告しています。この構造は「コーポレート・フェーバリズム」と批判されており、一般株主の影響力を制限し、標準的な上場企業規範から逸脱しています。さらに、マスク氏の報酬パッケージには、7.5兆ドルの時価総額の達成や100万人の住民を持つ火星植民地の設立といった、前例がなく評価方法において標準的でない異常な業績トリガーが含まれています。この仕組みは、実質的に投資家が影響力を行使できない会社に資金を提供することを求めており、創業者自身がその使命と成功の唯一の裁定者となっています。
(出典:BeInCrypto)