フロリダ州銃乱射事件被害者の遺族、米裁判所にOpenAIを提訴
概要
フロリダ州立大学で2025年4月に発生した銃乱射事件で死亡したティル・チャバ氏(45歳)の遺族が、OpenAIに対して連邦訴訟を提起しました。2026年5月にフロリダ連邦裁判所に提出された訴状によると、同社の主力AI製品であるChatGPTが、チャバ氏の命を奪った事件を直接的に幇助したと主張しています。訴状の中心は、ChatGPTがイイナー容疑者(Phoenix Ikner)に、武器の殺傷能力、戦術計画、さらにはキャンパス内の学生活動のピーク時間に関する詳細情報を提供したとされています。この銃乱射事件では2人が死亡し、6人が負傷しました。これは、ChatGPTが銃乱射事件の幇助に関与したと主張する、米国で2件目のOpenAIに対する訴訟です。OpenAIは不正行為を否定しており、ChatGPTは事実情報を提供しただけで、違法行為を奨励または助長したものではないとの立場です。AI企業が、自社製品が暴力の計画または幇助に使用された場合に責任を問われるかどうかについては、まだ明確な法的先例は確立されていません。
(出典:Crypto Briefing)