ロシア、包括的な暗号資産規制法案を推進:クロスボーダー決済を合法化し市場規制を強化
概要
ロシア連邦議会の下院である国家院は、「デジタル通貨およびデジタル権利に関する法律」案の第一読会を通過させました。この法案は、暗号資産を法的に「財産」と定義し、その発行や取引に関する包括的な枠組みを構築するものです。最大の目的は、制裁下にあるロシア企業がクロスボーダー決済に暗号資産を利用できるようにすることですが、国内での支払い手段としては引き続き禁止されます。
法案では、取引所やブローカーなどの市場参加者はロシア中央銀行の監督下でライセンスを取得することが義務付けられます。また、投資家保護のための階層型システムや、マイニング活動に対する規制も導入されます。2027年からは個人間取引に対する規制も強化される予定ですが、非カストディアルウォレットの扱いなどについては、今後の審議でさらなる調整が求められています。
(出典:Bitcoin Magazine)