ボラティリティ懸念から投資家は仮想通貨を売却し、金を買い増し:MarketWise調査
概要
最近のMarketWiseによる1,000人のアクティブ投資家を対象とした調査によると、市場のボラティリティと過去の損失への懸念から、仮想通貨を売却して金を買い増す傾向が強まっている。過去1年間に仮想通貨の保有を減らして金を買い増した投資家は18%だったが、今後12ヶ月で仮想通貨へのエクスポージャーを増やす計画の投資家は41%に達しており、特に若い投資家が多い。投資対象を仮想通貨から金へシフトさせた投資家の27%がボラティリティを主な要因として挙げており、インフレ懸念も影響している。調査では、デジタル資産投資家の56%が仮想通貨で20%以上の損失を経験したのに対し、金では11%だったことが明らかになり、緊急時の信頼性(金60%、ビットコイン13%)や長期的な価値保存(金73%、ビットコイン19%)において金への信頼が高まっている。過去5年間のリターンとボラティリティのデータでは金が優位だが、投資家は依然として仮想通貨を金よりも約3倍多く保有しており、これは資産の放棄ではなく、ポートフォリオの多様化戦略を示唆している。金の魅力はその歴史と危機保護能力にあり、仮想通貨はイノベーションと高いアップサイドの可能性に価値を見出されている。これらの結果は、経験と経済状況に裏打ちされたポートフォリオのリバランスを示しており、投資家は成長機会に安定性を加えていく姿勢だ。また、最近のビットコインの急落にもかかわらず、J.P.モルガンの調査では、ビットコインと金のボラティリティの差が縮小しており、ビットコインの長期的な投資ケースが強化されているとの見解も示されている。
(出典:Bitcoin Magazine)