伝統的投資の収益見通しが厳しくなる中、大学基金は暗号資産への配分を注視
概要
大学基金は、伝統的な資産からのリターンが弱まると予想されるため、投資戦略を見直しています。株価評価の高止まり、信用スプレッドの歴史的低水準、プライベートマーケットの混雑により、過去10年間の利益を牽引した投資手法は今後機能しない可能性があり、リターンとアルファ(超過収益)の両方の圧縮が予想されています。特に、W.K.ケロッグ財団のように高いハードルレートを満たす必要がある組織にとって、この圧力は投資チームをよりリスクの高い、あるいは新しい戦略へと駆り立てています。その結果、一部の基金は、かつてはボラティリティが高すぎると見なされていた暗号資産市場に目を向けており、現物ビットコインやイーサリアムETFを、より単純な参入経路として利用しています。ハーバード大学やブラウン大学などがETF保有を明らかにしていることは、デジタル資産が機関投資家のツールキットの中で主流になりつつあることを示しており、株式のリスクプレミアムが薄い状況下でのポートフォリオ多様化に役立っています。
(出典:CoinDesk)