「The DAOが帰ってきた!」:イーサリアム開発者Griff Green、未請求のハッキング資金を新たなイーサリアムセキュリティ基金に利用へ
概要
長年のイーサリアム開発者であるGriff Green氏は、悪名高い2016年のDAOハッキングで未請求となっていた資金の約20%を活用し、「TheDAO Security Fund」を立ち上げると発表しました。この未請求資金は当初600万ドル相当でしたが、現在では約2億ドルの価値があり、イーサリアムのセキュリティ強化のために再展開されます。Green氏は、フィッシング詐欺やウォレットの資金流出が続く中、セキュリティが依然として業界最大の課題であると指摘しています。
この新しい取り組みはイーサリアム財団と協力して行われ、ExtraBalance Withdrawalコントラクトから約70,500 ETHとその他の資産が使用され、これらは運用資金を賄うためにステーキングされます。資金配分は、二次方資金調達や事後資金調達などのボトムアップの仕組みを通じて行われ、イーサリアム財団の助成金管理チームが各ラウンドの適格要件を設定します。Vitalik Buterin氏やTaylor Monahan氏を含む著名なイーサリアムセキュリティ専門家がキュレーターに指名されています。Green氏は、「The DAOが帰ってきた」という名称が一部の人々を不安にさせるかもしれないと認めつつも、今回はチェーンの分裂を引き起こした元のベンチャーキャピタルファンドとは異なり、純粋にセキュリティ改善に焦点を当てていると述べています。
(出典:The Block)