下院民主党、ジャスティン・サン氏の訴訟停止を巡りSECに圧力をかけ、「利益供与」懸念を指摘
概要
下院議員のマキシン・ウォーターズ、ショーン・キャステン、ブラッド・シャーマンの3名は、SECのポール・アトキンズ委員長に対し、2025年初頭以降にBinance、Coinbase、Krakenに対する訴訟を含む十数件の暗号資産関連の執行措置をSECが取り下げたことに懸念を表明する書簡を送付しました。
議員らは、SECの撤退が暗号資産企業による大規模な政治支出と同時に発生しており、「明白な利益供与スキーム」の推論につながると主張しています。彼らは、訴訟が取り下げられた企業が政治キャンペーンに多額の寄付を行っていることを指摘しました。特に、Tronの創設者であるジャスティン・サン氏に対するSECの執行措置が11ヶ月間停止されていることに焦点を当てました。サン氏は2023年に未登録の証券発行と市場操作の疑いで提訴されており、2024年後半から2025年初頭にかけてトランプ氏関連の暗号資産ベンチャーに7500万ドル以上を投資したとされています。
民主党議員らは、サン氏と中国との関係とされる疑惑についても国家安全保障上の懸念を提起しました。書簡と併せて、サン氏の訴訟停止決定に関連するすべての通信、特に結果に影響を与えようとした第三者との接触に関する文書保存要求も出しました。
(出典:The Block)