Tetherが1.8億ドル以上を凍結、ステーブルコインが不正な暗号資産フローを支配
概要
世界最大のステーブルコインであるUSDTの発行元であるTetherは、過去24時間で5回の別々の凍結措置により、1億8000万ドル以上のUSDTを凍結しました。Whale Alertによって確認されたこれらの操作は、Tronベースのウォレットを対象としていました。具体的な凍結の引き金は明らかにされていませんが、その規模と速さから、法執行機関との高度な連携、または重大なセキュリティ脆弱性への対応が示唆されています。この動きは、暗号資産が検閲耐性を持つように設計された一方で、市場の60%を占めるステーブルコインが高度に中央集権的であるというパラドックスを強調しています。Tetherはスマートコントラクトレベルで資金を即座に凍結するために必要な「管理者キー」を保持しており、FBIや司法省からの要請に応じて頻繁に行使しています。この積極的なコンプライアンス姿勢は、犯罪ネットワークがドルペッグ型トークンに移行するにつれて不可欠になっています。Chainalysisのデータによると、2025年末までに、ステーブルコインは不正取引量の84%を占めました。これらの凍結にもかかわらず、Tetherの市場支配力は揺るぎなく、ステーブルコインセクターの約60%を占めています。
(出典:BeInCrypto)