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「主要米銀が銀取引で破綻」の見出しが隠す、トレーダーを襲う6億7500万ドルの証拠金ショック

CryptoSlate
主要米銀が銀取引で破綻したという見出しは誤りであり、CMEの証拠金引き上げによる6億7500万ドルの衝撃が実態です。

概要

主要なシステミック・バンクが銀の証拠金追証によって破綻し、FRBの介入が必要になったという扇動的な主張がオンラインで拡散されました。筆者が調査したところ、銀行破綻を裏付ける信頼できる一次情報は見つかりませんでした。実際の出来事は、CMEクリアリングが通常のボラティリティ審査を理由に、12月29日取引終了後に銀を含む金属の証拠金要件を公に引き上げたことに起因します。この引き上げは、高いボラティリティ(銀CVOLが81.7082)と銀価格の11%の急落と相まって、大きな追加担保要求を生み出しました。報道された契約ごとの約3,000ドルの証拠金増加を未決済建玉に適用すると、約6億7500万ドルの追加担保需要が見込まれます。これは銀行清算ではなく、実際にトレーダーを襲っている強制的なデレバレッジ(レバレッジ解消)の事象です。この噂が広まったのは、銀の不正操作や過去の銀行に対する規制措置といった既存の物語に合致しており、信憑性があるように感じられたためです。

(出典:CryptoSlate)